(類を見ないほどに雑なぼっちちゃん、所要時間なんと30秒!)
運良く暇な時間ができたので、まだ放送途中ですが秋アニメについてちょっとだけ語ろうかなと思います
ちなみに観ているのは「ぼっち・ざ・ろっく!」「チェンソーマン(途中で飽きて見るの辞めたけど)」「ブルーロック」「アキバ冥途戦争」「SPY×FAMILY🦆」とかその辺です
夏アニメを一作品も観てないので、それと比べると秋はめっちゃアニメ観ているという事になるでしょう
それでは早速ランキング付け、ランキング決めるのって超楽しいよね
3位 ブルーロック
第1話は間違いなく今期最強のアニメです
現在放送中のアニメでブルーロックの1話を超えるアニメなど存在しません
主人公の抱える問題、それの解決法、この作品の世界観説明、最大の見せ場、全てが完璧です
2話以降も安定して面白く、素晴らしい作品と言えるでしょう
アニメの演出も中々ですし、テンポも良く観ていて楽しいです
ただ不満点を挙げるならばサッカー漫画故にキャラがちょっと多すぎるところでしょうか?
私はアニメに関してはストーリーよりもキャラを重視して見るので、登場するキャラクター全員の見せ場は欲しいのですが、ブルーロックでは正直それは無理でしょう
ただ観てる分には普通に面白いアニメなので、超オススメです
2位 ぼっち・ざ・ろっく!
良くも悪くも安心と安定のきららアニメですが、まちカドまぞく同様新時代のきららアニメです
ぶっちゃけストーリーという点で見れば5話と6話以外クソつまんないです、一ミリも面白くない(原作漫画はまだ読んでないのでそのうち面白くなるかも、とは思ってますが)
なのに良いアニメだなと思う理由は間違いなく後藤ひとり、ぼっちちゃんの魅力がエゲツないからでしょう
ハッキリ言って虹夏、リョウ、きたーんは超絶典型的なきららによくいるキャラクター
個性という点で見てもそこまで優れてはなく、初めてきららアニメを観る人でない限りそこまで魅力は感じないでしょう(一瞬で推しを変えまくる人とかは置いといて)
これでぼっちちゃんまでもが典型的なザ・きらら主人公だったら恐らく私は一話切り、有象無象のきらら作品で終わっていたでしょう
しかしそうはならないのは前述通りぼっちちゃんの魅力が凄まじいからです
ぼっちちゃんは所謂陰キャです、これは偏見ですがきららアニメなんぞ見てる人は十中八九陰キャでしょう(別に陰キャが悪いってわけじゃあないですよ?)
つまり陰キャが主人公のアニメ→陰キャが感情移入しやすい=面白いと感じる、というわけです
(とはいえぼっちちゃんの陰キャエピソードはいくらなんでも盛りすぎですが笑 あんな人現実にはいません、まあ誇張表現は超大切なので評価すべき点ではあるのですが)
感情移入が〜とか言い出すとバカにしてくる輩も多いでしょうが、娯楽作品において感情移入ほど重要な要素はありません
(逆に一ミリも感情移入が出来ない作品って面白いんですかね?)
つまり視聴者にあったキャラ付け、という点がぼっち・ざ・ろっく! の最も優れている部分と言えるわけです
要するに私が言いたいことは「ぼっちちゃん、めっちゃ良いキャラしてるよね」という虹夏と同じ感想なわけです
もう一度言いますがストーリーは5話と6話以外面白くありません、それ以外はギャグ回なのでハマるかは人それぞれ
(個人的に1話と4話と7話は好きです)
そのギャグ回も全部ぼっちちゃんが主軸になっているので、ぼっち・ざ・ろっく! は正しくぼっちちゃんワンマン作品と言っても過言ではないでしょう(ぼっちだけに)
と、ここまでぼっちちゃんばかり持ち上げてきましたが、別に虹夏とリョウときたーんが好きじゃないってわけじゃあないですよ?
3人ともそれぞれまだメイン回が来てないので(きたーんはバンド加入エピソードがあったけど正直微妙、リョウはまさか4話がメイン回とは言わないですよね?)
ポジティブな面で見ればまだまだ伸び代がある、と言えるでしょう
アニメ終わったら原作全部買う予定です、そしたらまた改めて語ろうかなと思ってます
1位 アキバ冥途戦争
誰がなんと言おうと今期No. 1の作品、ありとあらゆる要素が優れまくっている何気に凄いアニメです
キャラクターそれぞれの個性、1話1話の起承転結、作品独自の要素、全てが優れています
まずキャラクターの個性、メインキャラは5人いるのですが、早い段階で全員メイン回が放送されたこともあり全員が全員魅力的に感じます
殺伐とした世界に巻き込まれる一般人兼ツッコミ役故に感情移入のしやすいなごみ
なんか凄いベテラン臭のする新人30代メイド嵐子
表の顔と裏の顔を使い分け頭脳派に見せかけポーカーに負けたゆめち
普段の軽い態度とは裏腹に己の信念を貫き通すしぃぽん
ある意味作中一メイドとして優れている元軍人(だっけ?)ゾーヤ
クズの店長
我々と同じく一般人であるなごみと、この世界におけるメイドである4人(+パンダと店長)の価値観の違いがこの作品をより面白くしています
笑いというものは認識の相違から生まれるものなのです
このアニメの1話を観る時「なんやねんこのアニメ……」って思ったでしょ?
そこが1番面白いんですよー、我々の思い描くメイドと作中で描かれるメイドとのギャップ、なごみが感じている感情そのものでしょ?
それ故に主人公であるなごみにも感情移入しやすくなって、楽しめるんですよーほんとこのアニメよく出来てる
次に1話1話の起承転結、これ何気に凄いです
グループのボスに依頼される→敵が出てくる→戦う→完膚なきまでに倒す!
大体こんな感じテンプレ化しています(6話以外)が面白いです、理由としては敵が毎回癖の強いキャラかつヘイトを貯めるようなキャラだからでしょうね(愛美除いて)
最初に提示した倒すべき敵を毎回、しっかりと倒しきってるのが非常に良いですね、最近は最初に現れた敵を変に引き伸ばす作品も多くないですから
戦いになる理由もわかりやすく簡潔にスムーズに伝わりますし、変な頭脳戦要素もなく戦闘シーンもストレス無く楽しめるでしょう
6話〜7話めっちゃ良かったですよね、なごみの超えるべき壁と提示された問題を見事に解決して、なごみの成長をしっかりと感じられる素晴らしい構成でした
次に作品独自の要素
これはまあ言っちゃえばヤクザ漫画+メイドって感じです、多分東京リベンジャーズが流行ったので不良・ヤクザ漫画にメイド要素をプラスして独自の作品に作り上げたのでしょう
探せば存外、似たような作品もありそうですがまあ、それ言ったらキリないので
兎にも角にも久しぶりに面白いオリジナルアニメに出会ったなと感じましたね、ええ
よほど優秀な人たちが作っているのでしょう、私のような有象無象のアニメオタクがわざわざ語るまでもありません、今期最強のアニメです
以上です、上記に挙げた3つの作品は面白いと感じる点はそれぞれ違いますが、つまらないということは無いので観るのがオススメです
所謂豊作、というやつでしょうか? 個人的には満足しまくっています
冬アニメも何かしら観ようかな、と思わせてくれる素晴らしい秋アニメと言えるでしょう
今度こそ以上です