ドラゴンボールではさまざまな師弟が登場します
悟空(クリリン、ヤムチャ、悟飯(じっちゃん)、牛魔王、)と亀仙人、天津飯(餃子)と鶴仙人、ジレンとギッチン、エトセトラetc
数ある中でも最も人気で、最も知名度のある師弟は今年の映画の主役、悟飯とピッコロでしょう
最初はそびえる強大な壁、サイヤ人に向けて少しでも戦力を増やすために悟飯を育てることにしたピッコロ
甘やかされ育ってきた悟飯にとって彼の修行は辛く厳しいものだったでしょう、だからこそ生まれた絆があるのです
元々は世界を支配するために、父の無念を晴らすために生まれてきたピッコロ、生まれてから彼は恐らくずっと孤独でした
そんな中悟飯と約1年過ごすことにより彼は変わっていきます、曰く悟空たちの甘さが移った
神様や悟空も言っていましたが、生まれ変わったピッコロ大魔王は以前のピッコロとはどこかが違いました
「貴様といた数ヶ月……悪くなかったぜ」
初めて自分とまともに喋ってくれた悟飯、そんな彼にピッコロは恐らく、親の気持ちが芽生えたのかもしれません
そんなピッコロ「恨むなら自分の運命を恨め、俺のようにな」みたいなこと言っています
親が強く自分自身も才能を持つが故に、戦いたくなくても戦わされる、サイヤ人との対決で切り札となり得る存在の悟飯
親の仇を取るためだけに生まれ、孤独に過ごしたピッコロ
ピッコロはそんな悟飯にどこか、自分を重ねて見たのでしょうか?
そこから時は進み、ナメック星編では共に戦う仲間としてピッコロは悟飯の成長に喜びを感じます
悟飯もまた生まれ変わったピッコロの本質を見抜いていたのか、彼に尊敬の念を抱き、生き返らせるためナメック星へと向かいます
そしてフリーザとの激戦を経て、やって来たのは更なる強大な敵、セル
有名なシーンでピッコロが悟飯が苦しんでいる理由を悟空に力説するシーンがあります
実はアレはピッコロの方が悟飯の気持ちをわかっていないのです、悟飯は悟空が自分の潜在能力を頼りにしていたことを何となく察していましたから
ですがピッコロが悟空に力説したのは悟飯を思うが故、ピッコロの悟飯への愛が垣間見えるシーンです
そしてまたもや時は過ぎ魔人ブウ編、ここでは特にピッコロと悟飯の印象的なシーンはありませんが、それでも2人の仲が良いことを知らせるシーンが多々あります
そしてそしてめっちゃ時は過ぎ宇宙サバイバル編、悟飯は家族を守るために、以前と同じようにピッコロに師事を願います
ピッコロもまたそれを了承し、彼らは2人で更なる高みを目指すことになるのです
そんな2人が主役のドラゴンボール超スーパーヒーロー、一体彼らはどんな活躍をしてくれるのでしょうか
今回の映画ではピッコロのお茶目なシーンが見れたり、悟飯一家(悟飯、ビーデル、パン)との関わりを見れることでしょう
事前に出ている情報ではピッコロさんはパンの師匠にもなるらしいですし、非常に楽しみです
最初は大きな壁を乗り越えるために仕方なく、そこから長い月日を共にしお互いに信頼が生まれ、やがて家族同然の存在になったピッコロと悟飯
彼らが主役のスーパーヒーロー、今から超楽しみゴッド超楽しみです!!!!